寿録短歌の会 黒川勝利(4)◎初春の候new

   

 元日に起こった能登半島地震、亡くなった方は200人を超え、懸命の捜索にもかかわらず、なお安否不明の方、孤立している方も多いと聞きます。本当に、2024年は最悪の幕開けとなりました。厳しい寒さの中、避難されている方々に一刻も早く救出の手と物資が届くことを祈らずにはおられません。《黒川》

 

◎京都矢田寺で除夜の鐘を撞く

 令和五年大晦日には、京都三条寺町の矢田寺で除夜の鐘を撞かせていただきました。このお寺は平安時代に奈良の矢田寺の別院として創建されましたが、現在は西山浄土宗に属しているそうです。本尊は地蔵菩薩なので矢田地蔵尊とも呼ばれています。地蔵菩薩は子供たちを守り救う菩薩で、数ある菩薩さまの中でも人気がありますね。ぼくも好きです。

撮影:黒川勝利

 

◎下鴨神社に初詣

 翌朝は下鴨神社に参詣しました。初詣の人で一杯で、行列の末尾に並んでから本殿に達するまでに1時間ほどかかりました。

撮影:黒川勝利

 地震の発生を知ったのは岡山に戻る新幹線の車中でした。それまでは、平和な日本に比較して戦火に喘ぐガザやウクライナのことにばかり気を奪われていました。
 繰り返しになりますが最後にもう一度、被災地の方々に一刻も早く救援の手が届くことをお祈りいたします。

 

 

 

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