「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」参戦記

      2024/02/06

(いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。)

 「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」とは…世界水泳連盟(World Aquatics)が主催する水泳のマスターズ世界大会です。2年ごとに世界水泳選手権の後に開催され、自己ベストを更新することを目標に、世界中から元選手や水泳愛好家が参集。今年は8月2日(水)~8月11日(金)の10日間の日程で、年齢カテゴリーに分かれた選手たちが各種目で熱戦を展開、競技以外にも国際的な交流や親睦をめざした活動が行われました。
 当大会に、福高寿禄会元水球部(水泳部)の渡邉健介さんが出場され、素晴らしい成績を残されましたので紹介します。関連記事「祝出場!世界マスターズ水泳大会」もご覧ください。
 ※トップのイメージ写真は、「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」の公式ホームページより拝借しました。(編集部)

 

 

忘れられない一生の思い出

 「世界マスターズ水泳選手権2023福岡大会」は8月4日から11日まで、「マリンメッセ福岡」および「福岡西市民プール」に各国から1万人の参加者を集めて開催されました。
 「WORLD AQUATICS」が世界水泳選手権およびパラ水泳に続くものでしたから、日本のマスターズ選手が6割超えでは有りましたが、開催会場内外に老若男女の外国人が入り交じり、それはそれは楽しいイベントでした。参加出来たことは、これまで水泳をやってきた中でも、忘れられない一生の思い出となりました。

出場資格の取得に四苦八苦!

 大会に出場できるのは、年代ごとの標準記録を突破した選手に限られており、「日本マスターズ水泳協会」の公式タイムの取得が厄介なものでした。
 コロナ禍でこの3年はレースがほとんど有りませんでしたので、今年各地で開催の公式レースに個々に参加の憂き目にあいました。私は3月の熊本に出場しましたが、迂闊にも泳ぐコースを間違う大失敗をして失格、急遽6月の広島に参加して、何とか締め切りに間に合った次第です。

 そんなこんなで、七日間の開催にはチームの世話人として、福岡へ連日出かけました。男女別れて各プールでレースが行われましたから、市内を西に東に、マイカーを使い、時には地下鉄を利用して駆けつけ、応援とビデオ撮影をする有様でした。

 

 

無事完泳できたことにカンゲキ!

 私は、10日の100m背泳ぎを75~79歳クラスでのTop1~10の組で泳ぎ、9位入賞です。タイムは分かり易く言えば50mを57秒で泳いだ記録です。11日は400m自由形のTop11~での組でしたが、10位となりました。タイムは50mをやはり57秒で泳いだ記録です。福高16回生水泳部時代の記録からは遠く及ばぬシニア記録でしたが、違反失格なく完泳できたことに満足しています。
 世界で10位入賞と言っても、国内には参加しなかった同年代のスイマーが約10倍は居ます。
そして世界には、来れなかった強者が100倍は居る筈です。そうなると999番目の世界マスターズスイマーかな。

 

 

 

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