新日本歳時記/寿禄会版・放生会

      2024/02/06

(いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。)

市丸 幸子

◎今日の一枚/博多に秋の訪れを告げる筥崎宮の「放生会」)

◆2年に一度行われる御神幸行列(福岡市無形文化財)

 春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならぶ博多三大祭りの一つで、秋の訪れを告げる筥崎宮の「放生会」が9月12日から始まった。4年ぶりの通常開催で、7日7夜にわたり、さまざまな神事や数多くの賑わい行事が行われる。沿道を彩る露店は500店。期間中は約100万人の人出でにぎわう。

 放生会の起源は、西暦720年頃九州で起こった戦乱の犠牲になった人々を、放生会を行って弔ったことがきっかけで全国にひろがった。今年の放生会では、2年に一度行われる「御神幸」と呼ばれるお神輿行列が、氏子500人の奉仕により厳粛にとり行われる。

撮影者

市丸幸子(代撮/理学療法士Oさん)
 子供の頃、放生会と言えば秋のスペシャルイベント。実家近くの古賀神社をはじめ各地の神社でも催されていましたが、筥崎宮の放生会は別格で、連れて行ってもらえる日はわくわくしたものです。露店を見て歩くのは、子供にとっては最大の楽しみ。中でも摩訶不思議なネーミングで心をかき乱されたのが「東京ケーキ」というベビーカステラのようなお菓子でした。店先には魅惑的(?)なpop広告として、玉子の殻がこれ見よがしに積み上げられ、子供心をわしづかみにされたのを覚えています。(笑)。

◆右端・東京ケーキの写真はネットから拝借しました。

撮影日

2023年9月14日

撮影場所

福岡市東区箱崎

 

 

 

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