春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならぶ博多三大祭りの一つで、秋の訪れを告げる筥崎宮の「放生会」が9月12日から始まった。4年ぶりの通常開催で、7日7夜にわたり、さまざまな神事や数多くの賑わい行事が行われる。沿道を彩る露店は500店。期間中は約100万人の人出でにぎわう。
放生会の起源は、西暦720年頃九州で起こった戦乱の犠牲になった人々を、放生会を行って弔ったことがきっかけで全国にひろがった。今年の放生会では、2年に一度行われる「御神幸」と呼ばれるお神輿行列が、氏子500人の奉仕により厳粛にとり行われる。