謎の卵 2018. 6. 9
それから10年たち、今年の6月9日に同じ公園でサルスベリの葉に昆虫の卵らしき物と、孵化したばかりの幼虫がいるのを見つけました。さて、何の卵だろうかと多少の興味がわいてきました。実は「サルスベリ」という木に大事なヒントがあったことをあとで知りました。
図鑑を丁寧に調べて、写真1はキマダラカメムシの中齢幼虫(老熟幼虫)、写真2はその卵と若齢幼虫であることを突き止めました。そして、この虫はサルスベリやサクラの木が大好きだということも分かりました。
これで2枚の写真はつながったわけです。ならば近くに成虫も居るかもしれないと、図鑑で見た成虫の姿形を頭に焼き付けて急いで探しに出かけました。