新緑の摂津峡ハイキング

      2018/05/06

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

4月12日、大阪・高槻市郊外の摂津峡を歩く。老人大学のハイキング。
コースは「大阪みどりの百選」、「関西自然に親しむ風景100選」に選ばれ、
北摂随一の桜の名所として知られている。
14日まで桜まつりが開かれているが、3000本のソメイヨシノは既に葉桜。

芥川沿いの滝や奇岩が続く新緑眩い渓谷を歩き、山口誓子の句碑
「流蛍の自力で水を離れ飛ぶ」や高さ15メートル、幅5メートルの白滝を経て、
標高183メートルの三好山へ。竹林が広がり所々にタケノコを掘った跡が残り、
イノシシ除けか?針金のネットが巡らされている。

三好長慶の芥川山城跡の山頂には、八重桜が今を盛りと咲きそろい、
数尾の鯉のぼりが泳ぐ。
心地よい風に吹かれ、北摂の平野の絶景と桜を眺めながらの弁当の味は格別だった。

塚脇F1号墳を経て桜公園まで下る。
ソメイヨシノは散ってしまったが、藤がきれいに薄紫の花を咲かせていた。

 

 

 

 - 寿禄会インスタグラム