今城塚古墳を見学

      2018/05/06

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

4月12日、摂津峡ハイキングの帰途、大阪・高槻市にある今城塚古墳と
古代史博物館を訪ねる。古墳は6世紀前半に築かれ、二重の濠をそなえる全長
354メートルの淀川流域最大の前方後円墳。
学術的に第26代継体天皇(聖徳太子直系の曽祖父)の真の陵墓といわれている。

老人大学の後輩に当たるというボランティアガイドの案内で
陵墓の後円部に登る。立ち入りできる陵墓は極めて珍しい。戦国時代の伏見地震で
かなりの部分が崩落してしまったが、一帯は芝生の公園として整備され、たくさんの
親子連れで賑わっている。

高さ90cmの円筒埴輪6000本が結界として二重の濠を取り巻いている。
埴輪専用の登り窯が18本あったというから驚く。
今城塚古代歴史館には、家、門、塀、大刀、盾、武人、巫女、力士、動物など
古墳で見つかった本物の埴輪群と3基の復元石棺や副葬品が展示され、
時が経つのを忘れて見入ってしまった。

堺に戻っての反省会(飲み会)は、楽しかったハイキングと
古墳見学の話で大いに盛り上がった。

 

 

 

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