491トン、全長45メートル、定員400名の観光砕氷船「おーろら号」での流氷クルーズは、快晴で風もなく、純白の流氷が次々に現れ素晴らしいクルーズとなる。流氷の密集地では船体が氷に乗り上げ、船の重さで氷を砕いて進む。ずしんと腹に響き氷の厚さが実感できる。姉妹船「おーろら2号」ともにこぼれ落ちんばかりの客を乗せ、流氷の海を右に左に遊弋し、大満足。アラスカの氷河クルーズとはまた違った趣がある。乗船客の大半が中国人。西洋人の姿も。辺鄙な温根湯温泉の宿にもたくさんの中国人がいた。前回のクルーズでは、流氷の上にオオワシ、オジロワシの姿があったが、残念ながら今回は見えない。