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京都「誓願寺」で年越し

      2018/01/29

 

   katsutoshi kurokawa 黒川 勝利

 

 

寿禄会の皆さま、明けましておめでとうございます。

2015年から昨年まで、大晦日は3回続けて京都市中京区新京極の浄土宗西山深草派総本山、誓願寺で除夜の鐘を撞いた。

門前の行列に並んだのは夜の10時頃。厚手の服を着込んではいたが、それでも京都の冬の寒さは厳しい。まもなく檀家、町内会の人たちによって使い捨てカイロ、次いで甘酒、ぜんざいなどが配布される。私もカイロとぜんざいをありがたくいただいた。

11時から整理券の配布が始まった。今年は31番だった。なるべく多くの人が撞けるようにということで、今年は後ろの二人と組んで4人で撞くように指示される。ややあって前の人たちが撞く鐘の音が聞こえてくる。やがて自分たちの順番がくる。いつものように綱を引き、慎重にしかし思い切って撞く。

鐘を撞いた後は靴を脱ぎ、阿弥陀如来が安置されている本堂に上がる。
午前0時、新しい年とともにお坊さんたちの新年最初のお勤めが始まる。誓願寺の高僧4名による読経である。本堂には若い人たちが多かったが、皆静かにそれに聞き入っている。

私は常日頃信心とは縁遠い人間だが、この読経は非常にありがたいような気がする。じっと耳を傾けていると、気が落ち着くと同時に引き締まる、何とも言えない清々しい気分なのである。年に1度の大晦日なのに3度も続けてこのお寺で鐘を撞こうという気になったのは、京都市街中心部の便利な場所に存在していることが大きいが、この読経が聞きたかったということもある。

最後に、おそらくお寺で一番偉い人なのであろう、お坊さんによる新年を迎えての短い講話があった。それが終わると我々の大晦日の行事も終わり、後は宿に帰って寝るばかりとなった。

※黒川勝利さんから「コラムの広場」にご投稿いただいた「京都の除夜の鐘」のうち、一部を要約掲載しています。本編は近日公開の予定ですので、楽しみにお待ちくださいね。(文責:市丸)

 

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