新日本歳時記/寿禄会版・時雨忌

      2023/02/20

◎今日の一枚/俳聖・松尾芭蕉の遺徳を偲んで

◆中央赤い屋根の建物が忍者市駅(上野市駅)、左に見えるのが松尾芭蕉像

 俳聖・松尾芭蕉の忌日、陰暦十月十二日は「時雨忌」として冬の季語に定められている。その日は生誕地である三重県伊賀市上野の「俳聖殿」で、毎年「芭蕉祭」が開催される。十月になっても寿禄会開催の案内が無いので、私の体力を考慮すると今年しかないと考え、長年の懸案であった「芭蕉祭」を見に行ってきた。当日は、全国からの投句より選ばれた最優秀句の作者や団体が表彰されるのであるが、福岡県古賀東中が表彰されたのは驚きであった。

撮影者

齋藤 利久
  伊賀市は人口十万人弱の城下町で、現在は「伊賀忍者」を観光資源としているようです。市中心部の伊賀鉄道の駅名は「忍者市駅」と表示され、「俳聖殿」に隣接して「伊賀流忍者博物館」があり、「時代」を感じました。

※10月に伊賀市上野と奈良市を旅してきました。その旅行記と「芭蕉祭」の詳細については、後日別稿で報告させていただきます。

撮影日

2022年10月12日

撮影場所

三重県伊賀市上野 芭蕉祭

 左から:芭蕉像、俳聖殿、忍者市駅

 

 

 

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