寿禄短歌の会 廣渡 清吾(8)◎春霞の候new

   

廣渡 清吾

 
風がまだ冷たい春に寄せて

 黒川君のようにどこかにでかけて歌を作る、ということもできずに、身近な花木に想いを託してみました。

 これは1週間ほどまえに作ったのですが、折角の花房はすっかり崩れてしまいました。「1年も待っていたのに」と連れあいの嘆息です。

 10個ほど木に取り残していた柚子があり今日は寒いな、と思いついて柚子湯おさめでした。

 沈丁花、小さな枝を切って花瓶に差し部屋においています。遠い日の思い出の香りです。

 

 

 

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