19日午前中、卒業した千葉県市川市の小学校の級友と62年振りに、思い出話に花を咲かせた。26年前に一度クラス会があったのだが、会ったことすら覚えていない。
午後、折から梅まつりが開かれている世田谷区の羽根木公園へ。
小高い丘にある公園には、紅170本、白530本、合わせて700本の梅があり、都内でも知られた梅の名所。
白梅では「白加賀」、紅梅では「呉服しだれ」が満開。他には八朔、一重寒梅、舞扇、淡路しだれ、紅千鳥、緋の司、八重野梅、一の谷、真鶴などが見られる。
公園の一角には、大宰府天満宮から寄贈された紅白一対の飛梅がある。道真が大宰府に流されたとき、「こちふかばにほいおこせよ梅のはな あるじなしとて春なわすれそ」と詠んだが、主人を慕って大宰府に飛び、根付いた梅である。
東京は、日陰を選んで歩くほどの暖かい一日となった。