皆さんこんにちは。唐突ですが、短歌を始めました。きっかけは、以前廣渡清吾さんからいただいた投稿「京都三月書房と河野裕子さん」で、同世代の歌人・河野裕子さんを知り、その作品「たっぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり」に衝撃を受けたことです。何という煌めく感性、心を打ち抜く表現だろうか、と。確か斎藤利久さんも、この歌が好きだと言っておられましたよね。
それから、河野さんとこちらも高名な歌人である夫永田和宏さんとの共著「たとへば君」を夢中で読み、二人の最後の旅となった
「京都うた紀行」を貪るように読み、気が付けばNHKの短歌教室の資料請求をするという驚きの展開に。自分も短歌を作ってみたいという思いに至ったのです。