庭のニラの花

      2020/06/15

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

何年か前にご近所から株分けしてもらったニラが、今、庭のあちこちに可憐な小さな白い花を咲かせている。

種が飛散して思わぬ所に咲いていて驚く。葉は時々食用になり重宝している。

ニラはユリ科ネギ属の多年草。原産地は中国西部や東南アジア。日本には薬用として9世紀頃渡来した。

古くは「みら」と呼ばれ、古事記では加美良(かみら)、万葉集では茎韮(くくみら)、正倉院文庫には彌良(みら)として登場しており、「みら」が変化してニラ(韮)になったといわれている。

星形をした可愛い花を咲かせる。白い花を20~30個つける。花弁は3枚だがホウが3枚あって、花弁が6枚のように見える。雄しべは6本、子房は3室になっており、熟すと割れて黒色の小さな種を散布する。

他にもいつの間にか生えた小さな黄色い星形の花が可愛い。

9日は、夕方から雨になった。

 

 

 

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