大学のゼミ卒業50年記念旅行(2)

      2018/05/06

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 2日目は、三朝温泉から鳥取に移動。宿を出て倉吉の街へ。ハナミズキ、八重桜、ツツジが咲きそろい、新緑が輝く山には所々山桜が霞んでいる。中国地方最高峰の伯耆大山(1729m)の峰には白い雪がまだらに残っている。黄砂か? 少し霞んで見える。

 50年前は雪と風に震えあがった鳥取砂丘。今日は快晴。暑くも寒くもない。訪れた多くの人々が豆粒のように小さく、広大な砂の丘に散っている。東西18kmの砂丘は、植林や農地開発などで、砂丘らしいのは東西1.8kmほど。

 下りは楽だが、パウダースノーのようにさらさらで柔らかい砂の丘を登るのは思いの外の難行。頂に着く頃にはうっすら汗ばんでいた。日本海から吹き上げてくる風が冷んやりと肌に心地よい。

 鳥取駅前に戻って昼食。乾いた喉に生ビールが美味しい。昨日今日と気の合った仲間たちと思う存分飲んで喋り楽しいひと時を過ごすことができた。秋の再会を誓って各地に散っていった。

 

 

 

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