令和5年度紅梅会総会報告

令和5年11月29日(日)
寿禄会副会長　加野　豊子

　去る11月29日(日)に数十年ぶりに、紅梅会総会に参加してきましたのでご報告します。

　まずは高校時代と同じようにJR吉塚駅から母校まで徒歩で行ってみました。
当たり前ですが60年ぶりの道はすっかり変わっていて思い出の店に出会えるかな？という思いは見事に外れました。
　正門を入ってすぐ左の記念講堂での総会は、コロナ明けで4年ぶりの単独開催・母校での実施ということで100名を超える出席者のもと行われました。
16回生からは神崎会長に男子代表で、また藤（和）さんと竹中さんは来賓で出席していただき4名の参加でした。

　総会の式次第に沿って、会長や代表の挨拶、還暦学年や喜寿学年の紹介、来年度幹事の挨拶などが進みました。挨拶は紙面で細かく伝えることはできませんが、和やかな会の雰囲気さながらにウイットに富みそれぞれの人柄が出た、さすが福高生と思えるような素敵なものばかりでした。

　校歌斉唱後に現在の福高について10分間の動画での説明があり、その中で食堂と制服の紹介がありました。
　現在の食堂は社長が後輩の竹乃屋によって営業され、事前にQRコードで注文するシステムでメニュー内容も今昔の感がありました。現役福高生のおいしい！の笑顔がはじけていました。
　また制服は新一年生から変更になり、今までの詰襟、スカートの他にジャケットとスラックスの組み合わせを男女ともに選ぶことができるようになっています。先輩学年の生徒たちがジェンダーを意識した制服を提案して採用されたとのことで、テロテロに光るスカートと格闘した昔を思い出し、これも隔世の感でした。

◆新1年生からの制服一覧

　次に現役吹奏楽部2年生と1年生43名の部員が昭和・平成の馴染みの曲を演奏し、自然と参加者全員の体も動いて楽しい時間でした。選曲や顧問の先生の説明からは生徒たちへの深い愛情が感じられ、私たち先輩世代に喜んでもらいたいという思いが伝わりました。部員にはスラックス姿の女生徒もいて時代の移り変わりを実感しました。

　お弁当を食べた後は校舎内を散策しました。心ひそかに期待していたプールや温室はもちろん見当りませんでしたが、油パンを買っていた売店とおぼしき場所を神崎会長と確認でき懐かしいひと時でした。
　自分自身が忙しさにかまけ、ほとんど同窓会に関わっていませんでしたが、今回、紅梅会のご案内を差し上げて、何人もの方々からお返事をいただいたり、話をすることができ、とても感謝しています。ありがとうございました。

以上