万葉集から演歌まで 好きな詩・短歌・俳句・歌詞を教えて下さい。  ( 014 漂泊 あるいは さすらい または 旅人 白水秀俊 )

      2021/05/23

白水 秀俊

 

漂泊 あるいは さすらい または 旅人

琵琶湖周航の歌もそうだったように、漂泊とか、さすらい、旅人をテーマとした詩や歌は多い。古くは、西行・芭蕉、近くは加山雄三・・・。その中でも、小林旭の “さすらい” は好きでよく歌った。

 

さすらい 昭和35年(1960年) 作詞:西沢爽 作曲:植内要 編曲:狛林正一

 夜がまた来る 思い出連れて 
 俺を泣かせに 足音もなく
 なにをいまさら つらくはないが
 旅の灯りが 遠く遠くうるむよ 

 知らぬ他国を 流れながれて 
 過ぎてゆくのさ 夜風のように
 恋に生きたら 楽しかろうが 
 どうせ死ぬまで ひとりひとりぼっちさ

 あとをふりむきゃ 心細いよ 
 それでなくとも 遥かな旅路
 いつになったら この淋しさが 
 消える日があろ 今日も今日も旅行く

この最後のフレーズが、若山牧水の次の短歌の、パクリ(本歌取り)かと思うほど。

〔 幾山河 越え去り行かば さみしさの 果てなん国ぞ 今日も旅行く  牧水 〕

なので、この歌を歌うときはいつも、前置きとして、牧水の短歌を吟じる癖がついてしまった。若いころは、旭の高い声についていけていたけど、近頃はチョット無理になりましたナ。

皆さんも、このようなテーマでも、好きなのがあれば、投稿待っています。

 

 

 

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