カマン・カレホユック考古学博物館

      2018/07/18

 

 koya tanaka 田中 功也

◆カマン・カレホユック考古学博物館入口

◆博物館の建物全景

◆博物館の展示物

◆展示物

◆博物館の展示物

 

 

27日(日)カッパドキアから首都アンカラを経て、北方の黒海に近いサフランボルへ移動。途中カマン・カレホユック考古学博物館に寄る。

見渡す限り地のはてまで広がる大平原がどこまでも続く。トルコは広い。露店で山のように積まれたスイカが売られている。

30数年前から日本のアナトリア考古学研究所が発掘調査を行っている。筑波大学から来ている研究者の説明を聞きながら館内を見て回る。

紀元前2300年の宮殿跡が発見され、同1600年に作られたガラス製水口は、これまでの定説を覆し世界最古になるという。

また、これまで最古といわれてきたヒッタイトの鉄より1000年は古い鉄の塊が発掘された。アゼルバイジャンから来ているという。鉄を作るため木々が伐採され一帯の鹿が絶滅したことも分かったという。

アナトリアの古代遺跡は日本人の手によって発掘され、地元に博物館を作って展示された。その博物館をそっくりトルコ政府に寄贈。地元の人達に古代トルコの歴史を講義したり、発掘への参加を呼びかけ、トルコ政府から高い評価を受けている。敷地内にはトルコ1広い日本庭園がある。日本から贈られたたくさんの錦鯉が泳いでいる。

アンカラで昼食をとりサフランボルボへ、さらに3時間のドライブ。

 

<トルコから、Lineで文章と写真を送付して頂いて、HPに掲載しております。>

 

 

 

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