【058】谷汲山 華厳寺(西国三十三番満願札所)

      2022/12/30

 

  koya tanaka 田中 功也

【058】

◆御朱印 本堂・現世

◆山門◆参道◆本堂

◆御朱印 満願堂・過去世

◆御朱印 笈摺堂・未来世

◆第三十三番 満願

◆樽見鉄道と谷汲口駅

左)華厳寺への道標、中)山門、右)参道

左)参道、中)参道、右)仏像

左)本堂、中)本堂、右)名産富有柿

 

 
 【058】谷汲山 華厳寺(西国三十三番満願札所)
     /岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23

 

快晴に恵まれた11月3日昼、岐阜県揖斐川町の谷汲山華厳寺を訪れる。

JR東海道線大垣駅から樽見鉄道に乗り換え40分、谷汲口駅下車、揖斐川町ふれあいバスで8分。バスは1日4便のみ。かなり不便な所にある。

門前町が1㎞続く。休日ともあって多くの参拝客で賑わっていた。

創建は平安時代の延暦17年(798)。

日本遺産にも認定され、日本最古の巡礼行「西国三十三所巡礼」の満願札所。

「三十三所巡礼の始まり」

日本最古の三十三所巡礼は養老2年(718)。

大和国長谷寺の徳道上人が閻魔大王から「悩める衆生を救うため、三十三ヶ所の観音霊場をひろめよ」とのお告げを受け、霊験があらたかな三十三のお寺を巡られたのが始まり。

平安時代に花山法皇が自ら巡行され、一般に広まった。

「三つの御朱印」

西国三十三番満願札所の華厳寺では、本堂・満願堂・笈摺堂の3ヶ所をお参りして、三つの御朱印を授かる。

平安時代に花山法皇が巡行し、華厳寺を満願の寺と定め、三首のご詠歌を詠まれ奉納されたことに因む。

樽見鉄道沿線には、名産の富有柿や吊し柿がたわわに実る畑が延々と続いていた。

 

 

 

 - 御朱印わんだーらんど