名古屋市中区大須にある真言宗智山派の別格本山。寺号は北野山真福寺宝生院。。
元亨4年(1324)後醍醐天皇が大須郷(岐阜県羽島市)に、北野天満宮を創建。元弘3年(1333)に同社の別当寺として、僧能信が創建した真福寺が始まり。その後、後村上天皇により伽藍が建立され、勅願寺となる。大阪の四天王寺の観世音菩薩を移して本尊とする。
第二次大戦の名古屋大空襲で2度目の焼失。昭和45年(1970)に鉄筋コンクリート造で再建。五重塔や回廊は資金難で再建されていない。
門前町の商店街を抜けると、いきなり目の前、高い石段の上に巨大な本殿が現れる。外国人もたくさん訪れていた。