高尾山紅葉は例年11月下旬にピークを迎えます。最大のピークは11月23日勤労感謝の日前後です。しかし、ここ数年の気象の変動で、変わってきています。数年前からの高尾山フィーバー、老若男女、外国人もたくさん訪れ、おそらく数万人の方が高尾山を歩いています。この人気に対応して、トイレ、水回りは改善し便利になりました。しかし茶店も含め、お客さんの長い行列は何時間も続いています。メーン道路の一号路は登りも下りも、人の切れ目がありません。狭いけど楽々コースの6号路は、シーズン中登り一方通行になります。
さて、高尾山の紅葉、年々その色彩は落ちてきています。テレビやポスターで見る紅葉、おそらく数年前又は、一瞬の間に撮られたものと想像しています。原因は分かりませんが、茶店のご主人の話では、木が大きくなり、枝が茂りすぎている、酸性雨も影響しているのではと、言うことでした。
ここに紹介する写真は、私が10数年前に撮ったものです。このうちの一枚、傑作と思ったものがあります。同じ角度、同じ日に撮られたものが、京王電鉄のポスターになっていました。
紅葉ではありませんが、私が追っかけしている『ブナの大木』を見てください。りっぱです、堂々としています。11月13日(日曜日)に行ってきました。山道から外れたところにあり、大木前広場で独り眺め、抱きしめ、自然の素晴らしさを満喫しています、登りたくなっています。