近江路に紅葉の寺を訪ねて
2018/01/08
秋も深まり一段と冷え込みが厳しくなった11月中旬の一日、京都の永観堂、東福寺、嵐山、奈良の談山神社、滋賀の湖東三山・西明寺などとともに関西の紅葉の名所ベスト10に名を連ねる滋賀県東近江市の永源寺周辺と湖南三山の一つ善水寺を巡った。
8時半、堺市を出発し大阪市内を抜ける頃は雲一つない青空。絶好のハイキング日和と思われたが、琵琶湖に近づくにつれ黒い雲が空一面を覆い、永源寺ダムに向かって歩き始める10時半頃には小雨がパラついて、輝く陽光のもとでの紅葉狩りは望み薄となる。
この日の関西は12月中旬の気温との予報。ダム付近は標高が高く大阪よりさらに4~5℃は低くかなり寒いが、永源寺へと下る道は紅葉の盛り。次第に青空が広がり美しく輝く紅葉が行く先々を彩って足も軽くなる。
