語り継ぐ次世代へのメッセージ

      2017/07/21

 

6月24日(土)、関西福中・福高同窓会の第34回総会・懇親会が開かれた。

栄光の校旗のもとに

 会場は大阪堂島のホテルエルセラーン大阪。出席者は福岡中学卒の大先輩から高校68回卒の現役大学生4名までの約120名。

 寿禄会メンバーではまず、福中・福高同窓会会長(兼「篠栗四国霊場会会長」!)の藤和義君。来賓としてスピーチと鏡開きを行った。福岡からはもう一人、寿禄会副会長として奮闘している竹中駿介君。高校生の頃を偲ばせる温顔と福中・福高創立百周年記念として発行された「旧制中学生の戦中・戦後の記録――『寺井日記』がつなぐ『未来日記』――次世代へのメッセージ」を携えて参加。

◆スピーチをする藤和義会長

関西在住の精鋭メンバー(笑)が参加

 迎える関西メンバーは、まず紅一点で大阪府茨木市にお住まいの山本(村井)智子さん。茨木市と言っても福岡の人には馴染みがないだろうが、大阪市と京都市の中間に位置する大阪府下の中堅都市。ノーベル文学賞受賞者の川端康成はここの茨木中学(現在の茨木高校)の出身。
 次に白水秀俊君。福高時代から何事につけてもリーダー格であった彼は、今のこの寿禄会関西支部においても頼りになるまとめ役。次に宮本義海君。年齢を感じさせぬ彼の活力は毎日のウォーキングの賜物か(「新春いろはかるた」参照)、それとも70歳を超えてなお一城の主として事業に携わる鋭気の表れか。最後にリポーター兼カメラマンとして岡山から黒川勝利が参加。

◆左から白水秀俊君、宮本義海君、竹中駿介君、山本(村井)智子さん、そして私黒川勝利

高らかに歌った「高校3年生」

 懇親会では、本部記念式典での大隅良典先生のお話、福中・福高100年の歩み、今の高校生たちの様子などの映像が流され、参加者一同卒業生としての歓びを新たにした。

 特に会場を沸かせたのは「懐かしの歌タイム―-世代ごとに福高時代に流行った歌を歌いましょう」という企画であった。「青い山脈」にはじまって「瀬戸の花嫁」、「青春時代」等々、各世代それぞれに思い入れがある曲が流れる中、昭和39年卒の我々高校16回生の曲はもちろん「高校3年生」。この歌は寿禄会メンバー全員起立して歌った。

元気で! また来年の再会を誓って

 懇親会終了後は駅の近くのビアホールで寿禄会メンバー6人による二次会。「堂島すずめ」よろしく思い出話などの談話、談笑に時を過ごした。なおこのビアホールは、2010年12月28日、福高ラグビー部が28年ぶりに花園に出場し、1回戦で東京代表の本郷高校を破って2回戦に進出したあの劇的な逆転勝利の後の、寿禄会メンバーによる祝勝会の会場でもあった。

 

 

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