北の大地の春の息吹き(2日目(2))

      2018/04/14

 

 koya tanaka 田中 功也

 小清水原生花園からは、遠く知床連山、斜里岳の白い峰が見える。花園は、厚い氷が溶け、雪が割れて黒い土が所々姿を現し、「イタドリ」の小さな芽が顔を出している。

◆小清水原生花園、頭を出した「イタドリ」

◆硫黄山

 雪道を走っていると、餌を探すエゾシカやキタキツネが姿を現し、氷の溶けた湖では白鳥や鴨が水面をすべっている。運がよければ丹頂鶴が見られるという。

 摩周湖は周囲20キロ、深さ210メートル。全面凍結している。降りしきる雪に煙る姿は幻想的。背後に斜里岳がそこだけ日に輝き奇跡の絵を見るよう。昭和天皇は5回訪れて霧で一度も見られなかったというが、私達夫婦は4回来て、すべて完璧に見ることができている。3回は快晴。今回は雪の舞う墨絵のような湖。

◆全面凍結した摩周湖。

後方は知床連山の斜里岳

◆摩周湖前で

◆雪に煙る摩周湖

 

 

 

 

 

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