枝垂れ梅が見頃との記事に誘われて大阪・和泉市のリサイクル公園に出かけた。
風は少々冷たいが、梅の香りに誘われた人たちが三々五々梅林を散策している。
弁当を広げる家族連れの姿もあちこちに見られる。
ここは民間の産業廃棄物最終処分場の跡地を利用した公園。
四季折々の花が楽しめる。因みに1月は日本水仙、2月は枝垂れ梅、1~3月は菜の花、
4月は芝桜とチューリップ、4~5月はポピー、5~6月はバラとラベンダー、
8月はひまわり、9~10月はコスモスが盛りとなる。
日本庭園の片隅には、700年前の鎌倉時代初期、東大寺の高さ16杖の大仏殿を再建し、
大仏を鋳造した俊乗坊重源の石坐像がある。
和泉の地には重源が灌漑用に掘った谷山池があり、公園の眼下に広がっている。
帰途、運転は娘に任せて、寿司屋で熱燗の酒を楽しむ。
大阪はここ数日、春近しを思わせる陽気が続いている。