羽根木公園の梅林

      2020/03/24

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

◆飛梅

 

 

19日午前中、卒業した千葉県市川市の小学校の級友と62年振りに、思い出話に花を咲かせた。26年前に一度クラス会があったのだが、会ったことすら覚えていない。

午後、折から梅まつりが開かれている世田谷区の羽根木公園へ。

小高い丘にある公園には、紅170本、白530本、合わせて700本の梅があり、都内でも知られた梅の名所。

白梅では「白加賀」、紅梅では「呉服しだれ」が満開。他には八朔、一重寒梅、舞扇、淡路しだれ、紅千鳥、緋の司、八重野梅、一の谷、真鶴などが見られる。

公園の一角には、大宰府天満宮から寄贈された紅白一対の飛梅がある。道真が大宰府に流されたとき、「こちふかばにほいおこせよ梅のはな あるじなしとて春なわすれそ」と詠んだが、主人を慕って大宰府に飛び、根付いた梅である。

東京は、日陰を選んで歩くほどの暖かい一日となった。

 

 

 

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