季節も晩秋に近づき、そろそろ年賀状のことが気になり始める頃となりました。
これまでに出した年賀状をハガキホルダーから取り出して見返してみると、人生の春夏秋冬──どの季節も、おっちょこちょいながらも面白おかしく生き抜いてきた日々だったと感じます。
恥ずかしながら、そんな私の歩みを、皆様にちょっとだけお披露目したいと思います。
40年以上前、夫と子供たちが寝静まったあと、毎晩コツコツと一日10枚ずつ、手書きで年賀状を書いていました。
しばらくして古物商からガリ版を手に入れると、どうにか文章と絵を描いて印刷できるようになり、昭和52年頃には「プリントごっこ」が発売されて、作業が格段に楽になりました。
子どもたちが大きくなるにつれ、毎年のように「今年はこんな絵にして」「こんな一言を入れて」と注文が入り、年賀状づくりの時期には、家族みんなで笑いながらアイデアを出し合うのが恒例になりました。
やがてパソコンが普及し、カラー印刷ができるようになると、少し手を加えてデザインも工夫できるようになり、ずいぶん作りやすくなりました。
子どもたちが結婚し、孫が生まれると、やがて孫も年賀状に登場するようになりました。いまでは、二十歳を超えた孫が、昔の年賀状をめくり、父が子どもだった頃の年賀状を見て、くすくすと笑っています。
家族の年賀状を書き始めて、早や半世紀近く。年賀状も今では家族の歴史の一部になっています。
さて、来年の年賀状のネタは何にしようか──ただいま思案中です。
(下記の年賀状はクリックすると拡大されます。)