晩夏に咲く萩

      2024/02/06

(いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。)

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

10日ほど東京に滞在して大阪に戻って来た。

記録的な暑さもようやく収まりかけた25日朝、久し振りに近所を散歩。

萩の花が満開になっている。

直径1〜1.5cmほどのマメ科特有の蝶形の小さな花を枝いっぱいに咲かせている。色は赤みの強い紫色。

万葉集にある山上憶良の歌に由来するとされる「秋の七草」の1つに数えられる。

「春の七草」のように食べられる花ではなく、花姿を愛で、香りを楽しみ、秋を感じる、季節の移ろいと情緒を楽しむことを目的としている。

萩は万葉集で一番多く詠まれている。

開花期は7〜9月、晩夏の頃に満開となる。

枝をしならせて俯くように咲く萩の花言葉は、思案、柔軟な精神。

 

 

 

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