新日本歳時記/寿禄会版・雷鳥

      2023/07/29

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◎今日の一枚/立山・室堂平の雷鳥

 雷鳥は標高2000m以上のハイマツ林や岩石帯に生息する高山鳥の一種。氷河期時代の生き残りといわれ、特別天然記念物に指定されている。天敵から身を守るため、四季それぞれの風景に溶け込むよう、春は白と黒、夏は黒と茶色、秋は茶色、冬は雪のように真っ白な冬毛へと羽が生え替わる。

 雷鳥の目撃率が高いのは繁殖期に入る5~6月。この時期になると雷鳥はカップルで行動するようになり、オス同士の縄張り争いも活発化。オスは縄張りを守るため岩の上で見張ることが多くなり、見つけやすくなる。田中さんが奇跡的にとらえたショットは、見張り中のオスの姿。 ※編集部

撮影者

田中 功也
 立山連峰・白馬への旅、5月9日午後3時過ぎに、立山・室堂平2,450mを散策。ほとんどは雪に覆われ、足をとられながら、時に滑って転びそうになりながらストックに助けられての歩行は、かなり体力がいる。帰路、みくりが池畔のはい松上にオスの雷鳥が現れ、夢中になってシャッターを押し続ける。純白と濃茶の体に目の上が赤い。人を怖がらない雷鳥、近寄っても逃げようとしない。妻は感激に声が上ずっている。
 日本に3000羽生息する雷鳥、そのうち300羽がこの立山にいるという。何年か前に訪れた時には、みくりが池畔で3~4羽の子を連れた雷鳥を見ている。宿のスタッフによれば、みくりが池畔には雷鳥の巣があり、夕方によく姿を現すという。

◆室堂平から見る立山

◆みくりが池と立山

◆立山ホテル

撮影日

2023年5月9日

撮影場所

富山県立山町室堂

 

 

 

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