新日本歳時記/寿禄会版・雪の大谷

      2023/07/29

(いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。)

◎今日の一枚/雪の大谷

 「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫き、富山と長野を結ぶ、世界有数の山岳観光ルート。中でも標高2,450mの室堂付近は、国見岳から延びる稜線の風下にあたり、吹き溜まりとなって大量の積雪となる。この大量の積雪を除雪してできる長さ500mほどの巨大な雪の壁を「雪の大谷」といい、壁の高さは最も高いところで20mにおよぶ。

 その迫力ある雪の大谷を歩いて楽しめる「雪の大谷ウォーク」は、「立山黒部雪の大谷フェスティバル」の一環として4月15日から6月25日にかけて催される。 ※編集部

撮影者

田中 功也
 5月9日夕方5時から立山ホテルの貸し切りとなった「雪の大谷ウォーク」へ。今年は雪が少なく13mほど。雨で少し溶け、この日の最高点は12m。毎日手で測っているという。ビル3階ほどの見上げる高さに圧倒される。

撮影日

2023年5月9日

撮影場所

富山県立山町室堂

 

 

 

 - 歳時記