新日本歳時記/寿禄会版・紫蘭

      2023/07/29

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◎今日の一枚/庭の紫蘭が咲いた

 シランの花期は4〜5月。3〜50cmの花茎の先に数個の紫紅色の花をつける。原産は日本、台湾、中国。野生のものは準絶滅危惧種に指定されているが、栽培品として広く普及している。半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐える。ラン科シラン属の宿根草。

撮影者

田中 功也
 朝から降り続いた雨がほとんどあがった4月12日午後、わが家の庭の一角にシラン(紫蘭)が今年もたくさんの花を咲かせていた。
 高浜虚子の俳句に「紫蘭咲き満つ毎年の今日のこと」という句があるが、多年草の紫蘭は毎年同じころに咲いてくれるので、咲くたびに1年前、2年前の同時期のことを思い出して楽しい。

撮影日

2023年4月12日

撮影場所

大阪府和泉市

 

 

 

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