新日本歳時記／寿禄会版・山茶花 さざんか

田中　功也

（いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。）

◎今日の一枚／寒風の中ひたむきに咲く山茶花

　ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。昔から住宅の生け垣や公園などに植えられてきた、日本人には馴染み深い植木の一つである。樹高は5～10mほどに成長し、秋の終わりから初冬にかけて、赤や白、ピンクの花を咲かせる。

　花が少ない時期、冬枯れの風景に彩りを添える山茶花の花言葉は、厳しい寒さに耐えるイメージから、「ひたむきな愛」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」などがある。