新型コロナウイルスの抗体保有率比較

      2021/04/25

 

 

shigeru fujimoto 藤本 茂

 

採血した大阪府結核予防会の正面玄関

◆外観

◆外来待合室

 

 

昨年12月15日に大阪府結核予防会(道修町)で新型コロナ抗体検査用に10ml採血した結果が、今日2月5日に公表された

2回目となる今回検査には、東京3399人、大阪2746人、愛知2960人、宮城2860人、福岡3078人の計15,043人が参加した。

結果は下記の通りであり、前回よりは抗体保有者の割合は増えたが、いずれも1%以下であり、国民の多くが感染し「集団免疫」が成立する状態では無く、引き続き感染対策が必要とされた。

抗体陽性率(%) 前回(6月) → 今回(12月) (倍数)
   東京都   0.10 →  0.91 (9.1倍)
   大阪府   0.17 →  0.58 (3.4倍)
   宮城県   0.03 →  0.14 (4.7倍)
   愛知県    -  →  0.54 (今回が初の検査)
   福岡県    -  →  0.19 (今回が初の検査)

 
【2月6日追記】

(1)「東京都の新型コロナ感染者数は、PCR陽性発表値の3倍程度いるのでは?」。
 東京都でPCR陽性として発表されている数値(0.3%)と、今回の抗体検査陽性の結果(0.91%)を比較すると、「感染者の実数は、PCR陽性公表値の3倍程度はいるのでは?」との報道があった。

(2)藤本の抗体検査結果は、「陰性」であった。
 大阪府健康医療部保険医療室感染症対策課より、今日2月6日に、封書で「陰性」との正式通知が来た。

 

 

 

 

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