干支の博多人形

      2022/09/01

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

今年も香椎中学の恩師から、寿禄会の山本智子さんを通じて、干支の博多人形が届いた。

コロナ禍で売れ行きが激減し、今年は受注生産のみとか。

90歳を超えた先生が予約し、わざわざ店まで足を運んでくださったとのことで、頭が下がる。

京都で春、秋開いている同窓会はこの2年開けていない。

「増屋」の「壬寅」の説明書によれば、中国では百獣の王は虎をさす。

虎がひとたびうそぶくと、百獣は倒れ、草木はなびくと云われている。虎の勇ましくしなやかに見えるその姿は、数々の武人たちにたいへん好まれた画題でもあった。

虎が自分の子を大事にすることから、大切なもののことを「虎の子」と表したりする。

男の子が生まれた時の「張り子の虎」は、子を守る縁起物(魔除け)として好まれている。

寅年生まれの人は、集団で行動することは少ないようだが、実力者も多く、常に上を目指す人が多いと言われている。

 

 

 

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