小磯良平美術館

      2023/07/29

(いつものように写真のクリックで、拡大写真を見ることが出来ます。)

 

 koya tanaka 田中 功也

 

◆小磯良平美術館外観

◆移築・復元されたアトリエ

◆アトリエ内部

◆淡路イザナギ神宮

◆働く人

◆二人の少女

◆自画像

◆桃とクルミのある静物

◆洋和服の2人(入館チケット)

◆リュートのある静物

 

 

24日昼、神戸南京町で広東料理を楽しんだあと、東灘区の六甲アイランド公園内にある「神戸市立小磯記念美術館」を訪れる。

神戸新交通六甲アイランド線のアイランド北口駅から徒歩5分のところにある。

神戸市の名誉市民である小礒良平の遺族から寄贈された2000点以上の作品、アトリエ、図書などを展示。氏の画業を顕彰することを目的として1992年に開館。

小礒良平は、親しみやすい女性像を中心としながら、西洋絵画の伝統の中に市民的でモダンな感覚と気品あふれる画風を完成させた。

2年間フランスに留学。神戸に戻ってから、優れた素描力を生かしながら『欧州絵画の古典的な技法を日本の洋画に根付かせる』ための研究を根気強く続け、独自の画風を開く。

母校東京芸大の教授として若い感性を大切にした指導で、日本の洋画界に大きく貢献した。

人物画に定評のある小礒良平は、依頼を受けて多くの肖像画を制作した。

身近な人々、企業や学校関係者など人々の内面に迫る作品群が、KOISOポートレートミュージアムとして館内の一室に展示されている。

平日の午後2時、広々として静謐な館内、ほとんど貸切り状態で心ゆくまで鑑賞することができた。

 

 

 

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