京都西山ハイキング

      2018/12/08

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

◆京都市街遠望

 

 

 小春日和の11月15日、京都西山をハイキング。紅葉が美しい善峯寺から天空の寺三鈷寺を経て、大原野神社へ。
 バスを降りしばらく歩くと善峯寺参道に至る。いきなり胸突き八丁の上り坂。息を切らしのろのろ歩いてようやく山門にたどり着く。ほっと一息。本堂に参り、御朱印を頂いて、文殊寺宝館へ。仏像、絵画、書跡、染織、陶器などを見て回る。樹齢600年超、国の天然記念物「遊龍の松」は全長37m、日本一の松といわれる。多宝塔(重文)、経堂、阿弥陀堂、釈迦堂などを巡る。紅葉が見頃を迎え、青空のもと、陽光を浴びてルビーのように赤く、レモンのように黄色く輝いている。

◆善峯寺山門

◆善峯寺山門

◆釈迦堂

 北門を出てすぐ隣の三鈷寺は、洛西観音霊場第5番。洛西西山の中腹に位置し、関西随一の眺望を誇っている。比叡山を始めとする東山三十六峰、北山、京都市街、宇治、木津方面まで一望できる客殿での昼食の味はまた格別。善峯寺を開いた源算上人が草庵をむすんで北尾往生院としたのが始まり。背後の山容が仏器の三鈷に似ていることから三鈷寺と改名された。中世は浄土宗西山派の根本道場として多くの寺領を有したが、応仁の乱で堂宇が荒廃、再興の綸旨を賜るも旧寺の如くには至らず。

◆洛西の眺望

◆三鈷寺

◆三鈷寺山門

◆三鈷寺本堂

◆三鈷寺本堂

◆三鈷寺山門

 大原野神社に参詣した後、長岡京市にあるサントリービール京都工場を見学。できたてのプレミアムモルツで喉を潤し帰路につく。

◆大原野神社

 

 

 

 

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