京都の紅葉(3)(西山浄土宗総本山 光明寺の紅葉)

      2020/01/03

 

 

shigeru fujimoto 藤本 茂

 

京都には俗称黒谷さんと言われる「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」というよく似た名前の寺もあるが、これから紹介する寺は「西山浄土宗総本山 光明寺」という名前のとおり、京都の南西・長岡京市西山にあり、「JR・長岡京」または「阪急・長岡天神」から、バスまたはタクシーでアクセス可能である。

①毎年開催している中学の関西在住同窓生による紅葉狩りでは、2011年にすぐ近くの善峯寺、長岡天満宮とともに訪れたことがあり、光明寺境内の紅葉のグラデーションの息をのむような美しさに驚嘆した場所である。今回もその再現を期待していたが、残念ながら8年も経つと樹勢が少し衰えたらしくて、往きと帰りのタクシーの運転手さん両名ともが、昔の光明寺は物凄く綺麗だったが、最近は今ひとつであり、今はむしろもっと奥の善峯寺の方を見に行くよう薦めているとのことであった。

しかし、スライドショーで紹介している通り、時期的には少し早かったものの、衰えたといっても、非常に高い紅葉の木から、「紅葉参道」のすぐ傍まで、上から下までの圧倒的な紅葉は健在で、まだまだ綺麗なグラデーションの紅葉を見ることが出来た。

②樹勢が衰えた?ためか、紅葉狩りに来ている人の数は少なく、以前見られたような周辺の交通渋滞もなく、ゆったりと参拝でき、少し拍子抜けしたほどであった。

③総門から入り、右側の傾斜がゆるやかで、女性でもお年寄りでも楽に登れるように配慮されているとされる、通称・女人坂と言われる手摺りが無い「表参道」を通常は登り、女性やお年寄りでも問題はないが、これが結構長くて足の悪い人には少し負担になるかもしれない。一方、左側には、鮮やかなグラデーションの紅葉のトンネルを見ることができる通称「紅葉参道」があり、こちらの方が脚が悪いが紅葉狩りのみをしたい人には好都合であるかもしれない。

 

 

<もみじの最盛期の写真(例)>

 今回は最盛期にはなっていませんでしたが、最盛期の写真は次の通りです。

 

 

 

 

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