ワクチン接種(1回目)完了

      2021/08/19

 

 

shigeru fujimoto 藤本 茂

 

◆新型コロナウイルスワクチン 予防接種済証(1回目)

 

 

緊急事態宣言が延長された5月12日、新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社)の1回目の接種を受けることができたが、このワクチン接種に関して、納得いかないことが多々あるので紹介したい。

市長室にサウナを持ち込む等々の公私混同により全国的な笑いものとなってしまった大阪府池田市(65歳以上の対象高齢者数:18,998人、人口:101,250人)で、ワクチン接種の案内『新型コロナウイルスワクチン接種(無料クーポン在中)』が送付されてきたのは、3月末頃であった。

その案内によると、接種予約開始は、4月26日9時からで、5月12日13時~17日接種分が対象となっていたので、(デスクトップPC、ラップトップPC、タブレット、スマホ)という手持ちの情報機器全てを動員して、手ぐすねひいて待っていた。

しかし9時の受付開始になってもアクセス集中で、どの機器もNotAvailable等のエラーメッセージが出るのみで全く繋がらない状態が続いた。

それでも必死にキーボードをたたいていると、開始から1時間も経過した10時前になって、やっとCorei7-CPUの高性能デスクトップPCのみが繋がり、接種時間としては早めの、5月12日14時からの予約を何とか取ることができた。

池田市のLine情報によると、予約可能数660人に対して、電話も含めたアクセス件数は45万件にも達したとのこと、繋がらなかったことも当たり前と納得というよりも、アクセス集中回避策が全くとられていないことにあきれてしまった。

しかし、3週間目以降の2回目接種の予約は、1回目の接種後案内するので、それまで待てとのことであったが、納得できないので、5月7日12時頃、HPから担当課へ問い合わせたがなしの礫。
昨5月11日には、「5月25日から6月14日迄の予約を受付ける」とLineでの案内があったので、9時の開始と同時にアクセスし、繋がったのは何と13時頃で4時間もかかって、やっとアクセスできたが、6月2日が3週間目となる2回目の予約は、2回目の回数選択ができず、恐らくは1回目の接種のみの予約案内だったものと推察、肝心の回数の記載を忘れた、どこまで人を馬鹿にした案内なのか、きちんと1回目接種の案内と明記して欲しかったのは、私だけではない筈と思うが如何だろうか?。
今日12日の接種時に、やっと、5月14日11時から、1回目と同様な手順?で、2回目の予約を受け付けるとのチラシを配布されたのみであった。

家の近所の方数名に聞くと、どこも自分は電話で、息子や娘や孫はインターネットで、予約を試みたが、予約出来た方は皆無であったとのこと、あるかたは市役所まで押しかけたが、「すみません、すみません」と謝るのみであったとのことで、予約が取れなかった高齢者の「鬼気迫る怨念」を感じる程であった。

すぐ隣の川西市に住んでいる友人に聞くと、予約は、小さな街区ごとに区分して、日程もずらすことにより、出来るだけ母数が少なくなる工夫をして、予約の分散化を図った上で、予約を受け付けていたとのこと。
また、2回目の接種は、1回目の接種の3週間目の同時刻に自動的に予約され、わざわざ2回目と言うことでもう一度申し込む必要は全く無かったとのこと。
そりゃそうだよね、1回目の予約だけでパンクしてるのに、その上に2回目の予約が重なると、なお一層パンクに拍車をかけるのは、幼稚園児でもわかるよね。
なお、いつもLineを使って寿禄会インスタに投稿してくれている和泉市在住の友人によると、同じ位のスケジュールで予約が開始されたが、和泉市の場合はLineでの予約が可能で、予約の際のトラブル等は全く無く、スムースに予約出来たとのことであった。
つまり、今回のアクセス集中による混乱の原因は、今回開発された?「予約システムの不具合(過剰アクセス時の対応が不十分?)」と思われるが、日本中にはコンサートの予約等、滅茶苦茶アクセスが殺到しても、全く問題が発生しない予約システムが、山ほどあるのだから、今回のシステムを早急に改善して、アクセス集中にもびくともしない予約システムを大至急開発するよう、デジタル庁には是非共協力をお願いしたい。

情報関係に疎い方が接種の担当になったのだから仕方がないと言えばそれまでだが、予見された、また実際に発生している、アクセスの集中を避けるための手段が「回線の増設のみ」で、アクセスの集中があまりにも酷いために、NTT等は緊急電話の回線を確保するためと称して、回線を制限してしまい、なお一層混雑に輪をかける結果となった。
本来は、現在のシステムのままであっても、徹底した階層分けによる母数の低減策(年齢毎、小さな街区毎、受付日毎等)によるアクセス集中の回避策を、厚労省あるいは本家本元のデジタル庁が、なぜ指示することができなかったのか、そのやる気の無さを問いたい。

接種中にも、池田市の担当者にその旨を意見したが、「池田市は池田市のやり方でやる」、「ワクチンが増えれば問題は解決する」の一点張りで、「高齢者がコロナに感染しない為に、如何に危機意識を持って対処しているか?」に対しての思いやりの心のかけらも無く、全く聞く耳を持たない、やる気のない担当者に当たったことを嘆く以外に、仕方が無さそうではある・・・。

折角の唯一の新型コロナへの対処策であるワクチンも「予約が取れない為に、却って高齢者の怒りを招いている」のが理解できない、「GoTo~」の強行で新型コロナを全国に拡散させた菅総理や自民党には、高齢者の怨念をぶつけて、秋の総選挙で退陣して頂くことしか方法はなさそうである。
また池田市の冨田市長は、日本中の笑いものになったにもかかわらず、高齢者のワクチン接種が済むまでと言って、公明党を抱き込んで延命を図ったが、あんたのような市長の存在そのものが、市職員のやる気を削いでしまっていることに気づき、今すぐに退陣して、市役所の<やる気の無い淀んだ空気>の一掃を、直ぐに図って頂きたい。

 

 

 

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