ヤマモモ(楊梅)の実が稔る頃

      2021/08/19

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

家の近くの公園の真ん中に大きなヤマモモの樹が3本。

枝を大きく広げ、楕円形の深緑の10㎝前後の葉を密集させ、こんもり繁っている。

初夏を迎える6月中頃になると、毎年たくさんの赤い実をつける。

熟した美味しそうな実が鈴なりになっているが、収穫する人もなく、鳥も食べず、落果するに任せるのみで、何とももったいない。

筑紫郡雑餉隈の山近くに住んでいた中学1~2年の頃は、いいおやつだったような気がする。

公園横に住む人によると、市が消毒薬を散布しているという。

関東南部から沖縄にかけて自生。大きくなると樹高20~25m、直径1mにも成長。

3~4月に葉の脇から赤い小さな花が穂のようになって咲く。

実は、ジャムやお酒に加工して楽しめる。

 

 

 

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