メタセコイア並木と海津天神社

      2023/07/29

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 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

17日夕方5時近く、滋賀県高島市マキノにあるメタセコイア並木を訪れる。

延長2.4kmにわたり約500本のメタセコイアが植えられている。

昭和56年学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりで、春の芽吹きと新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹、雪花と四季折々に美しい景観が楽しめ、平成6年読売新聞社の「新・日本街路樹百選」に選ばれつとに知られるようになった。

ちょうど新緑の時期、爽やかな黄緑色の並木となり爽快な景色が広がる。

曇っていた空に陽が差し、緑の並木がパァ〜と黄緑色に輝き、思わず我を忘れて見入る。

メタセコイアは中国原産。スギ科メタセコイア属の落葉高木。和名はアケボノスギ。最大樹高115mに及ぶセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名付けられている。

帰途、同じ市にある主祭神として菅原道真公を祀る海津天神社に参拝。

創建は延暦23年(804)と古く当地一帯の守護神として深く信仰される。

海津は北陸より京阪に通じる西近江路の要衝のため、朝廷、将軍家、通行の諸大名や各地の舟仲間など、旅の安全を祈願する人も多く、明治14年(1881)郷社に列した。

近年は学問の神様として崇敬されている。

 

 

 

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