スイスアルプスハイキング・その4

      2019/09/16

 

 

 koya tanaka 田中 功也

 

 

 

17日も朝から快晴。ホテルの前からロープウェイが出ている。
途中1回乗り継いで、9時過ぎ3303㍍のコルバッチ展望台へ。
ベルニナアルプスの主峰ピッツベルニナ4049㍍はじめ
3000㍍クラスの峰々が間近にくっきり。
2日前の大雪で積もった20センチの積雪はきれいに消えている。

2700㍍の中間点までロープウェイで降りて、10時過ぎハイキングスタート。

サクラソウ、春リンドウ、赤いキンポウゲ、ダイコンソウ、ユキノシタ、ワスレナグサ
などの小さな可憐な花々が、上り下りの岩のゴツゴツ道を息を切らして歩く我々を癒し、
励ましてくれる。

一度踏まれると中々再生できないと聞き、細心の注意を払って歩を進める。
遠くイタリアやオーストリアの国境の山々もくっきり姿を見せている。

2時間のコース、15℃の気温でもかなりの汗をかく。

心地よい疲れに冷えたビールが何とも美味しい。

今回の旅で予定した4回のハイキングは無事終了。
いずれも記憶に残る素晴らしい山歩きとなった。

午後は、サンモリッツからベルニナ特急に乗ってイタリアのティラーナまで2時間ほど、
鉄道の旅を楽しむ。沿線のキャンプ地にはたくさんのテントが張られている。
ヨーロッパの学校は、7月初めから夏休み。
ハイキングコースにも子供を含めた家族連れの姿が多い。

標高差1812㍍を一気に下るベルニナ特急は、
氷河特急に勝るとも劣らぬ絶景続きに、歓声が上がる。

ループ橋は、ゆっくり通過するのでたっぷり楽しめた。

町では、ピンク色のアジサイが見頃を迎えている。

夕食に採ったスイスの白ワインが実に美味しく、何杯もお代わりを頼んでいた。

 

 

 

 

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