【021】天台宗 京都大原 三千院

      2019/01/19

 

  yasuharu aoyagi 青柳 泰治

【021】

 

◆三千院の紅葉

◆朱雀門

◆境内の紅葉

 

 

【021】天台宗 京都大原 三千院/京都府京都市

かつては政争に倦み疲れた貴人たちや、修行僧が世俗を離れて隠棲した寺院で、青蓮院、妙法院とともに、天台宗の三門跡寺院の一つに数えられている。苔の庭園がひときわ美しく、桜、紫陽花、石楠花など四季折々の花、紅葉や雪景色が素晴らしく、四季を通じて訪れる人が絶えない。

紅葉のシーズンには杉木立に囲まれた有清園や、茶人の金森宗和の修築による聚碧園が秋色に染まり、晩秋ともなれば、緑濃い苔庭に赤や黄に色づいた葉が美しく降り積もる。

◆写真上3枚:杉木立が並ぶ苔むした庭園(有清園)に面して建つ往生極楽院。古色ゆたかな社、針葉樹や苔の緑、楓の赤の配色はまさに大自然のアート。中には国宝の阿弥陀三尊像が安置されている。

◆聚碧園 客殿から鑑賞する池泉鑑賞式庭園。江戸時代の茶人・金森宗和が、客殿から見た自然の風景に感動し、自ら手を加えて宗和流の庭園に修景したものと伝えられている。

 

 

 

 

 - 御朱印わんだーらんど