【002】警固神社

      2018/05/30

 

sachiko ichimaru 市丸 幸子

【002】

 

 

 

 

 

警固神社は、商都福岡の中心 天神のど真ん中にある。
鎮守の杜の代わりに、背後にそびえるのは三越、門前にはビックカメラがあり、ゴールデン
ウィークも終りに近いこの日は、家族客に向けて福引きが行われていた

警固神社は慶長11年(1606年)、藩祖黒田長政公の筑前入部に伴い、この地に神殿が造営されものである。以来福岡市民に親しまれ、忙しい日常の中ふと足を止めて、お詣りをする人も多い。

 

◆写真下段左:旧社紋は黒田家の武家紋「下がり藤」、中:境内に併設の今益稲荷神社の「笑いきつね」の頭を撫でてみた。右:お御籤も買ってみた。

 

そんな警固神社が2年前、400年間使用してきた社紋を一新し、時代にふさわしい神社として、大胆なブランディングを行った。新しい社紋がこれ、絵馬やお守り、お御籤をはじめ、各種授与品、空間デザインの随所に使用されている。旧社紋は、これからも本紋として大切にされていくとのことである。

 

 

さて、初めての御朱印拝受は、いろいろ感慨深いものがあったが、実はドラマは最後に訪れた。買ったお御籤を開いてみると、何と生涯初の「凶」!

恋愛・縁談・・・時を待つべし(いつまで?)、
待ち人・・・来たらず(えっ!?)、
失物・・・でにくし、
金運・・・急ぐべからず・・・というように、
私の人生をことごとく否定されてしまった。(笑)

でも、「お笑いも提供できるコピーライター」を標榜する私としては、これは逆に「持っている」ということなのかも知れない。

 

 

 

 - 御朱印わんだーらんど