ホーム > コラムの広場 > 簡単★うまうま 我が家ごはん・沖縄料理(ラフテー) 2020/12/24 2021/02/03 皆さんこんにちは、竹田範弘です。 年の瀬が迫ってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 以前から市丸さんともお約束していた沖縄料理の投稿です。 先日妻がラフテーを作りましたので、写真をとり「簡単★うまうま 我が家ごはん」の記事を書きました。 沖縄料理 ラフテー ご存じの方も多いと思います。簡単に出来て美味しく、保存がききます。 一口で言えば、煮込んで砂糖・醤油で甘辛く味付けするだけです。 ポイントは時間をかけて煮込むことです。中華料理の角煮とは似て非なるものと思っています。 沖縄の料亭で御馳走になった時、一口食べて「どの位煮てありますか」と仲居さんに尋ねたら、「足りませんか」と表情が曇りました。本来の味を知る者どうしの密かな会話でした。 久し振りに妻が作りましたのでご紹介します。 材料・用意するもの 豚肉の肩ロース 1キロ (本来の材料は皮付き三枚肉) 砂糖 100グラム 、 醤油 100cc 豚肉の肩ロース 1キロ 作り方 1.肉の塊を5,6センチ大に切る。厚さは3,4センチくらい。 切り分けた肉(一部) 2.切り分けた肉を沸騰した鍋に入れて、更に沸騰するまで煮てから、少し泡が出る程度の中火で6時間ほど煮込みます。 (お水が減ったら足しますが、大鍋で水が多い場合は足さなくてすみます。この煮込み時間が長いほど柔らかく美味しくなります。前述の料亭の場合、この時間が短いな?と感じたのでした。泡盛を加えて煮ると柔らかくなるそうです。) 沸騰した鍋に入れて煮込む。 3.浮いたあくを掬い取りながら煮るのが丁寧ですが、冬場のこの時期は、一晩置くと表面に脂(ラード)が白く固まるので、それを取り除くのが簡単です。 一晩冷やすと脂が固まる。 ※脂身が多いと白いラードで覆われる。 4.砂糖と醤油を加えて更に弱火で6時間?ほど煮込みます。 煮汁のようすを見ながら、殆どなくなるまで煮込みます。 砂糖と醤油の量は簡単です。1キロの肉に砂糖100グラム・醤油100CCです。 砂糖醤油を加えて煮る。 ※煮汁が減って来ている。 我が家のラフテー 本来のラフテー ※皮付き三枚肉で脂身もある。 本来のラフテー・・・ 今回の肉と違い三枚肉の脂の層が厚いもので作ると、柔らかい脂身を含んだ一体の美味しさを味わえます。 砂糖も黒砂糖で作られるのが本来のようですし、鰹だしを使うこともあるようです。 時間さえかければ、誰でも失敗なく作れます。お勧めします。 - コラムの広場 竹田範弘