9日朝霧が晴れると、雲ひとつない真っ青な空が広がる。
長野県信濃大町の扇沢1433mを10時に関電の電気バスで出発。15分で黒部ダムヘ。
いきなり220段の階段を上って展望台へ。
ダムの観光放水は6月26日からで見られなかったが、日本一の高さを誇るダム、黒部湖、北アルプス立山連峰の展望を楽しむ。
大型連休が終わリ日本人観光客の姿はほんの僅かになったが、アジア系インバウンドの団体や欧米人の団体が続々とやって来る。
492mのダムのえん堤を渡る。気温16.6℃、暑くてダウンの上着を脱ぐ。
地下ケーブルカーで黒部平1828mヘ。
パノラマテラスから立山連峰(雄山3003m、大汝山3015m、富士折立2990m)を眺める。
濃紺の空にくっきりと稜線が浮かんでいる。
立山ロープウェイで5分、大観峰2316mヘ。
展望台から遥か下になった緑色の黒部湖と後立山連峰(針ノ木岳2821m、スバリ岳2752m、赤沢岳2678m、鳴沢岳2641m、布引山2683m、鹿島槍ヶ岳2889m、牛首山2553m、五竜岳2814m)の大パノラマを見る。
ただただ圧倒され、声もない。
中国人カップルが写真スポットをひとり占めして、様々なポーズをとり気に入る写真が撮れるまで動かない。
立山トンネルトロリーバスでは、若い中国人カップルが席を譲ってくれた。中国人もいろいろである。
バスは立山連峰雄山の真下を通るトンネルを7分で抜け、12時半室堂2450mヘ。
この日は室堂平にある立山ホテルに宿泊するが、1日で美女平から富山県側の立山に下るツァーが多い。