ユネスコの世界遺産委員会が今日、大阪堺市にある百舌鳥古墳群と羽曳野市・藤井寺市の古市古墳群計49基を世界遺産に登録することを決めた。
日本の世界文化遺産は19件目。世界自然遺産を含めると23件目となった。
4世紀後半から5世紀前半の約200年の間に大阪湾にほど近いこの地域には、大小様々な形の200基を超える古墳が造営され、現在も約90基の古墳が残っている。
全長486m世界最大級の大山古墳(伝仁徳天皇陵)をはじめ、誉田御廟山古墳(応神天皇陵・羽曳野市)、上石津ミサンザイ古墳(履中天皇陵・堺市)の日本の3大古墳がこの地にあり、日本を代表する古墳群となっている。
私が住む和泉市の北隣りの堺市には歴史の勉強会で月に2~3回通っている。南海電車の車窓から、大山古墳(伝仁徳天皇陵)のこんもり繁った森が間近に見える。
勉強会の帰り、自宅近くの道端に名も知らぬ可憐な花々が咲いていた。