王朝日記の世界

      2021/12/31

 

皆さんこんにちは、相賀誠です。ご無沙汰しています。

 NHK古典購読「王朝日記の世界」を国文学で電気通信大学名誉教授の島内景ニ先生の解説で、2020年4月より聴いています。

 『更級日記』『和泉式部日記』『蜻蛉日記』と続き、現在『紫式部日記』を放送しています。

 人間関係や自然の描写は、さすが千年を超え読み継がれている作品だということが、島内先生のわかりやすい解説で理解できます。「人間が最後にできることは、祈りである」というのも現在に通じることと思われます。

 毎週の題名と内容が、ネットでNHK古典購読として紹介されていますので、興味のある方はのぞいてみて下さい。

【放送予定】毎週土曜午後5時~5時45分 出演:島内景二 朗読:加賀美幸子
※編集部注

●11月6日  王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(7)「五日の産養」

●11月13日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(8)「舟遊び、七日の産養」

●11月20日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(9)「九日の産養と道長の喜び」

●11月27日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(10)「水鳥と時雨」

●12月4日  王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(11)「帝の行幸」

●12月11日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(12)「管絃の遊び」

●12月18日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(13)「五十日の祝いと『若紫』」

●12月25日 王朝日記の世界Ⅱ 紫式部日記(14)「里居の日々」

 

 又、最近、島内景ニ著『王朝日記の魅力』が刊行されていますので読んでみたいと思っています。

 

島内景二著

NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。いまを生き抜くヒントに満ちた王朝日記の世界へようこそ!
※毎日新聞書評を抜粋

 

 

 

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