今年も山本智子さんを通じて香椎中学の恩師から来年の干支(甲辰)の博多人形が届いた。
緑鮮やかな辰は白が基調の例年の人形とは大分趣が異なり、中々に可愛い。
博多人形の増屋によれば、雲に乗って天空を飛ぶという龍は、中国から伝わった空想的瑞獣で、また仏法の守護神であり、方位四神では東方を司る「青竜」として崇められ、東洋でも西洋でも大変強いものの象徴とされている。
東洋では神として「神龍」「竜神」等でも使われ、上昇していくことから「登竜門」の言葉もよく使われている。
山本さんによれば、コロナ後、博多人形師が激減し、注文品しか作らなくなったそうで、貴重なものとなった。
早速ダイニングの飾り棚に飾らせてもらった。
白い辰は12年前の人形。