10日ほど東京に滞在して大阪に戻って来た。
記録的な暑さもようやく収まりかけた25日朝、久し振りに近所を散歩。
萩の花が満開になっている。
直径1〜1.5cmほどのマメ科特有の蝶形の小さな花を枝いっぱいに咲かせている。色は赤みの強い紫色。
万葉集にある山上憶良の歌に由来するとされる「秋の七草」の1つに数えられる。
「春の七草」のように食べられる花ではなく、花姿を愛で、香りを楽しみ、秋を感じる、季節の移ろいと情緒を楽しむことを目的としている。
萩は万葉集で一番多く詠まれている。
開花期は7〜9月、晩夏の頃に満開となる。
枝をしならせて俯くように咲く萩の花言葉は、思案、柔軟な精神。