市丸 幸子(理学療法士Oさん代撮)
博多駅というと、福高生だった頃、「潟洲町」電停で市電を待ちながら、校門から博多駅方面(右の道)、吉塚駅方面(左の道)へと下校する同級生たちを眺めていたことを思い出す。あの頃博多駅といえば、街のはずれで、大人たちからは無闇に”近寄ってはいけない場所”と言われていたような気がするけど・・・。
博多駅だけでなく天神も、「天神ビッグバン」の名のもと、多くのビル群がスクラップと化し日々変貌を遂げている。程よく田舎っぽさが残る界隈の魅力や、好きだった昔の博多の面影はもう、思い出の中にしかない。