新型コロナウイルスに打ち勝つ16のMethod

　こんにちは、関忠です。2020年4月18日現在、新型コロナウイルス感染症の全国感染者数は9,795名（前日比＋628）、死亡者数154名（前日比＋６）、回復者数1,012名（前日比＋77）。全国に緊急事態宣言が発令され、未曽有の国難を眼前に、現在のところ有効な打開策もなく、ただ困惑し疲労を加える毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

　しかし困惑して立ちすくんでばかりはいられません。私たちには、他の世代より多少なりとも高い経験値があります。また各界のスペシャリストが揃った、英才たちの集団であると自負することも出来るでしょう。そんな寿禄会精鋭の皆様の叡智を集め、当コーナーを借りて発信をしていきたい。そして事態の改善に少しでも役に立ちたい。そんな想いから新型コロナウイルス撲滅のための情報発信を思い立ちました。

　ここに紹介する情報は、いずれも懇意の友人知人たちから届いた確かなエビデンスに基づく情報ばかりですので、今後数回に分けて発信し皆様と共有しながら、さらに拡散をしていければと願っています。

Method１　ウィルスは生物ではなく、何層もの脂質（脂肪）でできた保護膜に覆われたたんぱく質分子（とそれらたんぱく質等を発現可能なDNA）です。このウィルスが、眼・鼻または口の粘膜の細胞に付着すると、突然遺伝コードが変異し倍々方式で増え侵略します。

Method２　ウィルスは生物ではなくたんぱく質分子であるため殺すことはできませんが、自然に崩壊（減衰）します。ウィルスが崩壊する時間は温度、湿度、どこ(何)に付着したかにより違います。

Method３　本来ウィルスはとても壊れやすいのですが、脂質でできた何層もの膜に覆われていることが問題でこの脂質の保護膜を取り除く必要があります。脂質の保護膜を破壊することができる石けんや洗浄剤が有効（泡立ててこすり破壊）な訳です。破壊するためには石けんをたっぷりと泡立てて20秒以上こする必要があります。保護膜を破壊することによりウィルスたんぱく質は自然に減衰し崩壊していきます。

Method４　熱は脂質を溶かします…25度以上の温水で手や衣服、その他を洗うことが有効な理由となります。さらに暖かい水は泡がより泡立つため、より有効となります。

Method５　アルコールとアルコールを65%以上含むものは脂質を分解します…特にウィルスの外側のたんぱく質の層を分解します。

Method６　殺菌剤、抗生物質は役に立ちません…ウィルスはバクテリアなどの生物ではないので抗生物質で殺すことはできません。

Method７　服やシーツ、布などを振ってはいけません（使用、未使用にかかわらず）…表面に張り付いた状態では不活性なので時間がたてば勝手に分解するからです。しかし、これを振ったりハタキを使用すると、最大3時間空気中にウィルスが浮遊し鼻などに付着してしまいます。

Method８　ウィルスは冷たい空気、寒い空間や家や車などエアコンがある場所では安定した状態で残存します。また、湿気と暗さはウィルスの残存を促します。したがって逆に乾燥した暖かい、明るい環境は勢いを殺すことに役立ちます。

Method９　ウィルスは健康な肌を通り抜けることはできません。

Method１０　酢（酢酸）は脂質の保護膜を破壊できないので有効ではありません。

Method１１　スピリッツ、ウォッカも役に立ちません。強いウォッカでもアルコール度数は40%です。ウィルスを破壊するには65%以上のアルコール度数が必要です。

Method１２　マウスウォッシュ商品に使われている、アルコール65%以上の薬用リステリンは役立ちます。

Method１３　より狭く限られたスペースではウィルスも集中しているかもしれません。広い場所で換気がよければウィルスも少なくなります。

Method１４　粘膜を触ったり、食べもの、鍵、ドアノブ、スイッチ、リモコン、携帯電話、時計、パソコン、机、テレビ、トイレなどを触る前にも、触った後にも手を洗わなければなりません。

Method１５　頻繁に手を洗うことになるので手の保湿を心がけましょう。乾燥によって生じる肌の小さなひび割れにウィルスが隠れ潜む可能性がありますから、厚めにハンドクリームを塗るのがお勧めです。

Method１６　爪の中にウィルスが隠れるのを防ぐために、爪も短くしておきましょう。

筆者近影